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お知らせ

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RSウイルス感染症が流行しております

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。年齢問わず生涯に何度でも繰り返し感染しますが、2歳ごろまでにほぼ全ての乳幼児がRSウイルスに感染するとされています。通常は一般的な風邪症状(鼻かぜで終わることも多い)で数日のうちに快方に向かいますが、1歳未満、特に6か月未満の乳幼児、肺や心臓に疾患を持つ一部の小児は重症化するリスクも大きいので注意が必要です。

これまでは秋口から冬場に流行し、春先まで続くとされてきましたが、今年全く別の流行をしており、5月頃より感染者が出始め、6月に入ると右肩上がりに増えており、現在も流行が続いており注意が必要です。症状が出たときは、早めに受診するようにしましょう。

症状

多くは軽症で済みますが、まれに細気管支炎、肺炎へと進展することがあるので注意が必要です。

[軽症の場合]
  • 発熱(微熱が多い)
  • せき
  • 鼻水
[重症の場合]

せきが悪化し、喘息(ゼーゼー、ヒュウヒュウという呼吸音)や呼吸困難が見られることがあります。また、鼻水が多くなることで中耳炎の合併を合併することもあります。

予防策について

手指や飛沫を介して感染するので、手洗い・手指消毒、うがいの徹底が重要です。また、ドアノブやおもちゃなどはこまめに消毒するようにしましょう。成人がRSウイルスに感染した場合、風邪症状が大半のため、RSウイルスの感染に気づかないこともあります。身近に乳幼児がいる場合はできるだけ接触を避けて、重症化しやすい乳幼児への感染を防ぐことを心掛けましょう。